試練は、それに耐えられる人にしか与えられない。

今日の「ＲＯＯＫＩＥＳ」（再放送）での川籐先生の言葉。

この言葉は聖書の中にある言葉から取っているものかなと思いました。

「あなたがたの会った試練で、世の常でないものはない。神は真実である。

あなたがたを耐えられないような試練に会わせることはないばかりか、 試練と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（コリント人への第１の手紙10章13節）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

長男が未だ歩き出す前までは毎夜、夜泣きがひどく、ベットに座った状態で抱っこで寝たり、

主人と代わる代わるに抱いてあやして疲れ果てていました。

「寝不足の毎日が、いつまで続くのか・・・」と果てしなく続くように思えてノイローゼになりそうでした。

・・・今ではその長男は、台所に立つ度に皿洗いをしてくれたり、

お願いされなくともゴミを出してくれたり・・・本当に優しい、頼りになる１８歳になりました。

 子育ては楽しく、素晴らしい役割ですが、時々、肉体的に精神的に追い詰められる事があります。

でも主人や友人が助けてくれたり、ちゃんと「のがれる道が備えられて」いました。

 そしてその時は「もうこれ以上の試練には耐えられない！」

というくらい苦しんでいるのに、そこを通り過ぎてしまうと何か力や知恵を得て強くなっていて、

今度は違う所が強められる試練が来て、「もうこれ以上は耐えられない！」と叫びつつ、

また耐えられてしまって何かを得ている・・・、

そうして親として、人間として成長させてもらってきたように思います。

子どもが４人も与えられたのは、私は１人でなく、２人でなく、

４人育てる分の試練や経験が無いといけないほど未熟者なのだ、と思っています。

そして未だ未だ、親としても人としても学び成長しなくてはいけない事が多いと知っています。

５月３１日に書いた記事の恩師の言葉ですが、「子育て＝親育ち」なんですよね。

「それだけではなく、患難をも喜んでいる。

なぜなら、患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、

錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。

そして、希望は失望に終わることはない。

なぜなら、わたしたちに賜っている聖霊によって、

神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。」　　　　
（ローマ人への手紙５章３～５節）

「希望」と「愛」の入っている、この聖書の言葉を今日見つけて、嬉しくなりました。

子育ても、勉強も、「大変！」と思えても「忍耐」が身について

大変でも何度も繰り返す事で「錬達」が身について、

そしたら自信も持てるし「希望」が生まれる。

 「希望」と「愛」があれば決して「失望」には終わらない。


家庭の中で自分の生き方を見せて、まっすぐに子どもと向き合う事で

教えていきたい大切な事の１つです。
 

 

 

 繰り返し学習できて、希望が持てるようになる
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